校長挨拶

令和6年度袋井中学校入学式 校長式辞

  令和6年度がはじまりました。皆さん進級おめでとうございます。

  学期のはじめの式を始業式といいます。私からは、大きく3点お話しします。

第1点は、県内有数の大規模学校であることです。昨年度に引き続き、生徒の人数です。袋井中学校の現在の生徒の人数は853名。です。調べてみると、浜松市のある中学校についで県内2位の生徒数です。大規模中学校です。人との出会いというのはとても大切で貴重なものと思っています。自分以外に853人もの人が同じ学校にいるということはそれだけで、とても有り難いことだと考えます。したがって、大きな可能性を持っている学校だと思います。853人が結集すればものすごいパワ-になると思います。学級、学年、学校全体の頑張りに大きな期待を抱いています。

第2点は、校訓のことです。学校で一番大切にしている言葉を校訓といいます。この学校の校訓は「自主・協同」です。「自主」は 学習や生活、諸活動のそれぞれに目標を立て、実現に向かう努力を怠らず、自分を鍛え続ける姿です。 「協同」とは、集団の一員として自分の役割を自覚し、人のために一生懸命汗を流す姿です。周囲の人々に誠実に接する姿です。 学校生活を送るうえでこの校訓を胸に刻むこと。そしてこの校訓の意味を理解して様々な場面で実践してください。

第3点は、新2年生と新3年生にそれぞれ期待することです。

新2年生の皆さん。午後は入学式があり1年生が入学してきます。つまり後輩が入学してきます。皆さんは先輩になります。新2年生には3つ期待します。

   チャレンジ精神をもつことです。どんなことでも「やってみよう」の気持ちをもちましょう。

   自分たちで意見を出し合い2年生の学年集団として高め合っていきましょう。

   健康に注意して欠席が少ない学年の良さを続けていきましょう。以上3点、期待しています。

新3年生の皆さん。最上級生です。学校の顔です。学校の看板です。新3年生にも3つ期待します。

   人間関係づくりの基本とも言うべき「あいさつ」をしっかりしていきましょう。様々なことに関して下級生の手本となってください。

   中学校最後の1年。いろいろなことに全力で取り組み、みんなで取り組むことに価値を見出して充実感と達成感を得てください。

   中学校を卒業した自分自身の進むべき道を考えてください。

 先生方も皆さんに力をつけるため、皆さんに気持ちよく学校に通ってもらうために一生懸命頑張ります。困ったこと、相談したいことがあったらぜひ先生方に相談してください。令和6年度の袋井中学校、皆さんと先生方一丸となって頑張っていきましょう。

令和6年4月5日               袋井あやぐも学園袋井市立袋井中学校長 鈴木勝則