校長挨拶

令和4年度 入学式 校長式辞

 心地よい風が吹き、木々の緑も柔らかな色合いを見せる春が来ました。希望を胸に本日から中学校生活を踏み出す、三百九名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

 皆さんのまなざしや姿勢から、新しい生活に入る喜びと「袋井あやぐも学園袋井中学校という学び舎で気持ち新たに頑張ろう」という前向きな気持ちが伝わり、とてもうれしく感じています。

 さて、これから何年か先に社会人になっていく皆さんにとって、中学校とはどんなところでしょうか。小学校六年間で、人の話を真剣に聞くことや、集団生活でルールを守ること、仲間づくりの大切さなどを学んできたことと思います。これから始まる中学校三年間は、これらの土台をもとに、社会に出て行くため、次のステージに進む準備をするところです。  

 本校の学校教育目標は「夢を追い続ける生徒の育成」です。みなさんは今、将来の夢をもっていますか。皆さんの中には、まだはっきりとした将来の夢が描けない人もいるかもしれません。しかし、中学校三年間で、自分の良さを知り、自分の夢や進みたい方向を見つけてください。  

 夢やなりたい自分の発見に向けて、今日からの皆さんに意識して生活してほしいことがあります。それは校訓である「自主・協同」を目指して、社会に出るための準備をしていくということです。

 「自主」とは、学習や生活、諸活動のそれぞれに目標を立て、実現に向かう努力を怠らず、自分を鍛え続ける姿です。「協同」とは、集団の一員として自分の役割を自覚し、人のために一生懸命汗を流す姿です。

 みなさんがこれから生きていく予測不可能な社会では、答えのない問いにどう立ち向かえばいいかが問われています。答えないからこそまずは自分で考え、いろいろな人達と議論を重ね、より多くの人が納得する答えつまり納得解を生み出すことが求められます。このような力を身に付けるためにも、中学校生活ではこれまで以上に自分で考え判断し行動することを大切にしてください。とともに、自分の行動に対する責任を持つことを忘れないでください。また、周りの人と気持ちよく生活するためにも、自分から挨拶することを心がけてください。

 その一方で、中学校生活の中では、自分の思い通りならないことや失敗することもあります。そのようなときには、ぜひ、先生や友達に相談をしてください。私たち袋井中学校の職員はみなさんを全力で応援していきます。そして、上級生や友達もきっと大きな支えになってくれます。

 保護者の皆様、本日はお子様の御入学、おめでとうございます。学校では、心身の大きく成長するこの中学生の時期に、教え、導き、鍛えなければならないことがたくさんあると考えています。しかし、その指導や支えは、学校だけでは十分といえません。何とぞ、保護者の皆様の御理解とお力添えをお願いいたします。

結びに、本校生徒の学びや心の成長は、袋井あやぐも学園はもとより袋井市の発展につながるものと信じます。今後とも格段の御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げ式辞といたします。

 

                        令和四年四月七日

                    袋井あやぐも学園

             袋井市立袋井中学校長 小澤一則