魅力ある学校づくり　～施設分離型幼小中一貫校の取組を通して～

　本学園では、これまで課題となっている不登校や学力向上などの課題を改善するために「魅力ある学校づくり（幼小中連携による）」を軸に、令和２年度からの幼小中一貫教育のもと、居場所づくりと絆づくりを大切にしながら自己有用感や主体性を高めることを目指してきました。この取組により、子供一人一人が自分に自信を持って行動できることが多くなり、問題行動が減少し安定した園・学校生活につながってきています。　

そのため、これまでの成果により安定してきた学園をさらに発展させるため、これまで取り組んできた12年間の幼小中一貫カリキュラムを随時点検・修正しながら全職員が力を合わせて取り組んでいきます。

学園のめざす子供像

○　「自主（Iの力）」　　

学習や生活、諸活動のそれぞれに目標を立てて、実現に向かう努力を怠らず、自分を鍛え続ける姿　―　自立力

○　「協同（Weの力）」　

　集団の一員として自分の役割を自覚し、人のために一生懸命汗を流す姿　―　社会力

学園教育目標･･･「夢を追い続ける子供の育成」

本学園では、平成28年度から「魅力ある学校づくり」に取り組み、令和２年度からの幼小中一貫教育の取組により幼児・児童・生徒の自己有用感や主体性を育成することにより、学園教育目標の実現を目指しています。この取組により、子供たちが自分の存在を肯定的にとらえ、また自分が周りから必要とされていることに気付くことで、自分に自信を持ち、生活や学習などに主体的にかかわる姿が見られるようになってきています。これからも、自己有用感を高めることを全ての教育活動の軸に据えて、子供たちが主体的に多くのことに挑戦する場や機会を設けて、自分の可能性に目を向けさせていきます。そして、将来のなりたい自分（夢）を見つけることができれば、子供たちは希望を持って、努力を続けることができ、自立力や社会力を身に付けたたくましい人間へと成長を遂げていくと考えます。

「真・魅力通信」

これらの取組を学園職員で共有するとともに、保護者をはじめ地域の方々にも理解していただきながら袋井あやぐも学園が地域一体となり子どもの成長を支えていきたいという思いで「真・魅力通信」を発行しています。今後も定期的に発行していきますので是非御覧ください。